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2018/04/17 02:47

水着の生地は、「ポリエステル」と「ポリウレタン」という二つの繊維を編み込まれて作られています。
二つの素材の大きな特徴は…


ポリエステル…強度、耐熱性、速乾性、形状安定に優れている合成繊維。
ポリウレタン…ゴムの様に伸びる特質を持った合成繊維。伸縮性に優れ、6倍以上にも伸びる唯一の弾性繊維です。水着には大変向いている素材ですが、熱に弱く塩素に弱いという弱点も併せ持っています。

wacco(ワッコ)の水着はほとんどのアイテムが

ポリエステル…80%
ポリウレタン…20%という比率で作られています。

意外と知られていないのですが…
実は、水着はプールの塩素によって、常に劣化していく「消耗品」だという事です。


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水着の生地に含まれている「ポリウレタン」という繊維は塩素にとても弱く
長時間塩素にさらされていると繊維が劣化し、伸縮性が落ちたるんでくる
生地が薄くなり、色褪せるという現象が起きてきます。
さらに生地の中のポリウレタン繊維が切れ始め、ポツポツと浮き出てくる事があります。


水着に使われているポリウレタンは通常よりも塩素に強く作られていますが、
一般的に100時間の着用をめどに交換する事が推奨されています。

つまり、水着というものは「消耗品」なのです
丈夫そうに見えて、実は水着は以外とデリケートなんですね!


でも…プールに入るための水着なのに塩素に弱いなんて!!!
と思われる方も多いのではないでしょうか

そこで!
少しでも長くwaccoの水着を着ていただくために、水着の寿命をのばすお手入れと洗濯、保管方法をご紹介します!


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<着用中の弱点>

ザラザラしているプールサイド等に座る時は、繊維を傷めないために出来るだけこすらない様に注意しましょう。滑り台などによる摩擦熱も大敵です。温度に弱い性質から、温泉やジャグジーなどでの着用も生地を痛める原因になります。
これらを全てしない様にするのは難しい事ですから、弱点を頭の片隅に置いておいて頂けると嬉しいです。


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<着用後のお手入れ>

水着を脱いだ後は、出来るだけ早く真水で手洗いをして塩素を洗い流してください。
洗った後に手で強く絞ると、塩素で痛みかけた繊維を断ち切ってしまうことになります。
軽く水気を切ってから、タオルなどで水気をとっていただく事が1番の良法です。

また、熱に弱い性質から、車の中など高温になる場所にビニール袋などに入れたまま放置すると
著しく素材が劣化しますので絶対にやめてください。
また、ドライヤーや乾燥機での乾燥も同様の理由からおやめください。


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<お洗濯の方法>

洗濯機を使わず「真水」で手洗いをするか、どうしても汚れが気になる場合は
「中性洗剤」で軽く押し洗いをしてください。
洗った後は脱水機や乾燥機を使わず、ごく軽く手で絞るか水気を取ってから、形を整えて「陰干し」をしてください。
速乾性に優れた素材なので十分に乾きます。直接日光に当てて干しますと、繊維が痛む原因になります。
アイロンの使用は絶対におやめください。


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<保管方法>
水着のシーズンが終わって収納する時は、形を整えて、防虫剤に触れない様に置き仕舞ってください。
高温多湿になる場所での保管は、生地の劣化につながりますのでお避けください。

長期間着用しないまま放置されますと、ゴムの部分や生地が固まり劣化する場合がありますので
定期的に水を通してゴムを伸縮させてあげるとさらに長く着られます。


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waccoの水着は私たちが自信を持って、一つ一つ丁寧に大切に作っていますから
水着生地の特性を知ってケアして頂ければ、水着の保ちが明らかに違う事がきっとお分かりになると思います。
少しご面倒な部分もあるかとは思いますが、どうかご理解頂き、末長く愛用して頂ける様に願っております!